小さな川のせせらぎの音色。
この表現は私には手に負えないもの。
音楽の素質には縁遠い。
♬チョロチョロ、サラサラ、🎶ヒシヒシ、シーシー、ザ~ザ~?
時間なんて全く無頓着で、気にもせず静かに静かに音色だけが流れます。
谷合の川の音の表現は何度耳に入っても、これまた難しいのです。
山行中遠くから川の音が流れてくると生きた心地がするものです。
「あぁ~~川が流れている」
ホッとします。
進むうちに川の支流の支流に辿り着くと小さな小さな橋に出会います。
小さな橋であっても人の手に寄って作られたことは事実。
ただただ365日、そこにひっそりと佇んでいます。
『山中無名橋』
○これ以上は苔は生えないだろう。
○一度に人が通れば壊れるだろう。
○橋に穴が開いているのはお愛嬌。
○狭い狭い橋幅。
○気にもしない人にはただ川を渡るだけの便利な橋。
私にはなぜか語りかけてくるように感じるのです。
初めての出会いでも愛着が湧くし、また出会いたいものだと思うのです。
この様な山を歩いている中で、川のせせらぎが聴こえるとホッとされる事でしょう。
音だけでも涼しげな気持ちになりそうです。
暑いさなかの山登りは冬場への準備として捉えています。
夏場に鍛えると冬場に体力が続きます。
山中無名橋は郷愁を感じるときがあります。
今回の台風は九州南部が被害多々で電気復旧に5日間要したと聞きます。
私は台風準備で鉢物移動中に蜂に刺されました。