
Anne of Green Gables
赤毛のアン
L ・ M モンゴメリ
一言で表現するならば、すがすがしくて、清らかな、滑るような魅力ある物語。
まるで言葉に翼があるように
①自分の周りにある自然の生き物を感受性の高い言葉で言い表わす。
②それは、まるで生きているように不思議な光景を醸し出している。
③自然のものばかりでなく、人というものの見方も爽やか、意味深く出現させている。
④アンという少女を幼いころから見ていて、強いていうならば、手の届く範囲に存在しているふうに。
⑤変貌していく心理描写は、成長するにつれて納得と感慨深いものがある。
①~⑤をあげてみましたが、さて如何でしょうか。
赤毛のアンの本の存在は知っていまいした。
中学生、高校生と読書好きで、図書館通いは日常茶飯事。
月に最低10冊は借りていました。
赤毛のアンの本はいつも図書館の本棚に見ていました。
しかし、手に取って見ようなんて一度もなかったのです。
少女向けの本。
そう、勝手に決めつけていたのですね。
それが、NHKの午後11時のテレビで放送されて、見方が一変し読んでみようと思った次第です。
本を読むにつれて、こういう表現方法もある、
こういう心理、目に映るものの描写方法もあると参考になりました。
ラベル:つぶやき