2025年03月19日

バイクの思い出(第二回)

こんなことありませんか!
特に夏場の午前1:00~4:00頃。
世間様がいい気持ちで寝入っている頃、遠くからバイク音が聞こえて来ること。
遠慮なく、わざとらしく、わがままに、勝手し放題、空吹かしする輩。
それが寝ている自分の家近くになると、布団の中で『早く遠くに去ってくれ』と頭の中で。
昼間より夜間の方がやかましく聞こえる。
その連中が警察に捕まるなり、補導されて指導を受けてやっと静かになる。
しかし、それもつかの間。
タケノコが出るように、次から次へと出てくる。
先輩、先達のバイク音量噴野郎達が卒業しても、後からどこからとなく子供がニョキッニョキッと出てくる。
タケノコの根のように、子孫、後輩を知らずの内に残していく。
途切れることは絶対にない。
永遠に続く。

迷惑と思わないのか。
悪いと思わないのか。
人の気持ちにならないのか。
あぁ~そのバイク空吹かし行為は『バイク野郎達の文化』なのか。
悟って欲しい。
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写真のバイクの方は真面目な優良運転手さんです。
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『バイクを手にし失敗編』
私がバイクに乗ったのは高校3年。
列車通学からバイク通学に。
何故かというと野球部に所属しており家に帰りつくのが22:30分頃。
列車の便数は少なく、それも21:30発。
そこで免許取得してもいい年齢になり早速受験、取得。

そこまではいいのですが、親にバイクを買ってもらうには何故か遠慮しました。
後には弟もいるし、学費も重なるし。
そこで、都会に暮らす姉に手紙を書いたのです。
すると日も経たない内のバイク購入金額が送られてきました。
姉には相当きつかったはずです。
それからというもの通学が便利になり違う世界に入ったみたいでした。

ある晩、野球の部活が終わり、帰宅中にバイクで転んだのです。
スピードは差ほど出してなく、バイク音も軽やか。
それが道路を5メートルほど勢いよくザ~ッと横滑りしたのです。
ほんのほんの一瞬の出来事。
アッと声を出す間もないほど。
気が付けばスクッと道路に立っていました。
怪我もなく、制服、靴もそのまま。
振り返って考えると滑った瞬間、バイクのステップを強く蹴ったことです。
車は全く通らない山道、狭い道、砂利道。
横は谷底。
急いでバイクのスタンドを立て身体のバイクの点検をしました。
怪我をしなくて良かったぁ~。
ホ~ッとため息が出ました。
両親にはこの事は決して言うまい。

夜空を見上げると、
「コラッ~、スピードを出すな」
「気をつけよ」
とバイクを買ってくれた姉の顔が浮かび、厳しい声がしっかり聞こえていました。
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posted by ノンキー at 11:19| 鹿児島 ☀| Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする