2025年03月26日

おまわりさん👮とバイク

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「ヒネ」 ?
ヒネって知っていますか?
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私の産まれた田舎は鹿児島市から車で約35分。
小学校までは7~8分。
近いから朝寝坊しても十分間に合い、
遠くから来る生徒の足音を時計代わりに聞いて起きていました。
田舎の中心地で農協(JA)あり製材所あり、商店は3つ、それに駐在所もあり、昼間は人通りも結構ありました。

駐在所は伊集院(いじゅういん)警察署、現日置市管轄。
夜になると辺りは真っ暗闇。
田舎の夜は人通りは少なく、駐在所の赤い電灯だけが夕方から朝まで輝き、小さいながら安心感を覚えていたことを今でもはっきり覚えています。
駐在所にはおまわりさんの御家族が住んでいました。
5円拾って駐在所のおまわりさんに届けると、「感心じやがぁ~」と頭を撫でてくれました。
すると「こん5円はおじさんのお金だから君にあげるよ」
と、おまわりさんが自分のサイフから5円出したくれたのです。
駐在所は家からも近く挨拶もしていました。
駐在所には男の子がいてよく走り回つていました。
チョロチョロと元気一杯。

その駐在所の子。
後年、姉から聞いたこと。
「知っているか。ほら駐在所にいたおとこん子(男の子)。
歌手の長渕剛(ながぶち つよし)、長渕剛さんよ」
その時は名前にピンと来なかった事は事実。
名前をほんの少し記憶に残しているうちにヒット曲が、あれま、あれまという間に出ました。
その後、桜島で夏の暑い夜長渕剛さんのコンサートがあり全国から凄い数のファンが集まりました。
一晩中~朝の6:00ごろまで音楽が響き、対岸の鹿児島市まで揺さぶっていました。
あの時の子、長渕剛さんかぁ~。
一晩中音量で揺さぶられましたが、気持ちは弾んでいました。
現在はシンガーソングライター、俳優として活躍していますね。

私が高校生になった頃、回りの田舎の気かん坊(1~2つ上)の悪の手(と言ってもワルじゃなく=暖かい心の持ち主)が誘いに来ていました。
まだ学生なのに大人の真似をする年頃。
10人ぐらい集まり、悪ふざけで煙草を噴かし、飲めない焼酎をほんの少し飲み、口調もそれなりの悪口調。
集まって大声出し、下手な歌を唄うからやかましい。
回りの家の事なんか気にしない。
おまわりさんがすっ飛んで来て凄い剣幕で怒られました。
ほとんどの親も連れ出され平謝り!

その時に知った言葉が、「ヒネ」。
最初聞いたときは意味がわからず、アンチャン達に聞きました。
なんの事はない。
おまわりさんをヒネと呼んでいたのです。
アンチャン達は言葉もアンチャン言葉で気取っていたのです。
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私が高校生2年の夏休みの夜、吹上浜に注ぐ川まで魚採りに出かけました。
海は鼻の先。
。吹上浜は日本三大砂丘の一つ
。東シナ海に面し綺麗な砂浜が遙か彼  
 方まで続きます
。北朝鮮の工作員による日本人が拉致 
 された現場
近所の一つ下の男の子を誘いました。
吹上浜の夜の魚採りはカーバイドは欠かせません。
カーバイドの淡い炎🔥に魚が吸い寄せられ集まってくるのです。
海が近いから名の知れない魚が足まで突き当たるのです。
沢山の魚に意気揚々。
まてよ。
帰りはどうしようか?
ここまで来るのにおまわりさんに合わなかったこ。
そうです。
免許違反。
50ccのバイクは一人乗りが決まり。
今更どうしようもなく、来た時と同じように二人乗り。
家まて15kmまで来た時、夜回り中のおまわりさんに見つかったのです。
謝り、謝る。
すると「君は🔵🔵さん所の息子さんじやなあ~。
今回は許すって。
そん代わい押して帰んやあい」
ホットしました。
私はおまわりさんはよく知っており挨拶もしていました。
15kmの田舎道、砂利道をひたすらにバイクを押して帰り着きました。
クタクタ、汗びっしょり。
豊漁の喜びもオジヤゃン!
一緒に行った近所の男の子。
「🔵🔵ちゃんは、やっぱい真面目じゃいなぁ~~」
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posted by ノンキー at 06:54| 鹿児島 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年03月19日

バイクの思い出(第二回)

こんなことありませんか!
特に夏場の午前1:00~4:00頃。
世間様がいい気持ちで寝入っている頃、遠くからバイク音が聞こえて来ること。
遠慮なく、わざとらしく、わがままに、勝手し放題、空吹かしする輩。
それが寝ている自分の家近くになると、布団の中で『早く遠くに去ってくれ』と頭の中で。
昼間より夜間の方がやかましく聞こえる。
その連中が警察に捕まるなり、補導されて指導を受けてやっと静かになる。
しかし、それもつかの間。
タケノコが出るように、次から次へと出てくる。
先輩、先達のバイク音量噴野郎達が卒業しても、後からどこからとなく子供がニョキッニョキッと出てくる。
タケノコの根のように、子孫、後輩を知らずの内に残していく。
途切れることは絶対にない。
永遠に続く。

迷惑と思わないのか。
悪いと思わないのか。
人の気持ちにならないのか。
あぁ~そのバイク空吹かし行為は『バイク野郎達の文化』なのか。
悟って欲しい。
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写真のバイクの方は真面目な優良運転手さんです。
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『バイクを手にし失敗編』
私がバイクに乗ったのは高校3年。
列車通学からバイク通学に。
何故かというと野球部に所属しており家に帰りつくのが22:30分頃。
列車の便数は少なく、それも21:30発。
そこで免許取得してもいい年齢になり早速受験、取得。

そこまではいいのですが、親にバイクを買ってもらうには何故か遠慮しました。
後には弟もいるし、学費も重なるし。
そこで、都会に暮らす姉に手紙を書いたのです。
すると日も経たない内のバイク購入金額が送られてきました。
姉には相当きつかったはずです。
それからというもの通学が便利になり違う世界に入ったみたいでした。

ある晩、野球の部活が終わり、帰宅中にバイクで転んだのです。
スピードは差ほど出してなく、バイク音も軽やか。
それが道路を5メートルほど勢いよくザ~ッと横滑りしたのです。
ほんのほんの一瞬の出来事。
アッと声を出す間もないほど。
気が付けばスクッと道路に立っていました。
怪我もなく、制服、靴もそのまま。
振り返って考えると滑った瞬間、バイクのステップを強く蹴ったことです。
車は全く通らない山道、狭い道、砂利道。
横は谷底。
急いでバイクのスタンドを立て身体のバイクの点検をしました。
怪我をしなくて良かったぁ~。
ホ~ッとため息が出ました。
両親にはこの事は決して言うまい。

夜空を見上げると、
「コラッ~、スピードを出すな」
「気をつけよ」
とバイクを買ってくれた姉の顔が浮かび、厳しい声がしっかり聞こえていました。
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posted by ノンキー at 11:19| 鹿児島 ☀| Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年03月12日

バイクの思い出(中.高生時代)3回編


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排気量に依ってツーリング仲間がいるのが今のバイク仲間とみた。
以前、熊本県五木村の道の駅で50ccの20台が止まっていた。
高校生の仲間かな。
声を掛けると元気な声が帰ってきた。

先日は築城基地の周辺のコンビニに集まっていた3人のバイク若者。
ちょっと手早い、眼光鋭く映る。
サングラスのせいか。
「排気量は皆さんどれくらい」
二十歳そこそこのリーゼント風のリーダーらしきお兄ちゃん曰く。

「85~125ccですよ」
と口当たりは至って柔らか。

「バイクの撮影していいですか」
3人の靴がサッと小気みよい音を立てて引き、「どうぞ、どうぞ」
とても優しい口調の春の風。
3人のお兄ちゃんは一息入れたのか
「お先に失礼します」
ドッドッドッと軽やかなエンジンを音を残して青空の元に溶け込んで去りました

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第一回
『もう時効でしょう』
高校生にもなるとアンちゃん風を気取るのも当然。
目つき、肩の振り方、歩き方(がに又風)、言葉使いなどちょいと違わす、匂わす。
この前までは中学生だったのに。
回りは好奇心の目で優しく愛でる。
しかし、その格好は学生服に取って代わると真面目一本。
学校、先輩の目がどうしても気にる。
ワルをしでかすと制裁が待っているのだから。
その姿は自分が自由に動ける勢力範囲内だけ。

私の田舎にもいた。
それはA兄ちゃん。
ワル一歩手前のA兄ちゃんがある日突然新品のバイクて村中を走り出した。
ヘルメット義務もなかったので、学生帽を被り。
中学生の私達の前ではバイク音をトットットッと低音で止まる風に。
わざとらしく。
時には「オウッッス」と。
当時の村ではバイクなんて珍しくて高値の華、花。
多分親を突ついたのだろう。
A兄ちゃんが走る回るせいか彼の同級生達もバイクにまたがるようになった。
その同級生達のバイク音は一律ではないのは確か。
今にもストンと止まるらしきバイクもあり、錆びついてタワシを掛けるとポロッと形を無くすバイクあり。
そういうバイクの持ち主の顔は同級生達のバイクの前では可愛そうに覇気がない。

秋のある晩、8時頃だったと思う。
お兄ちゃんバイク野郎達が中学生の私達を5人集めて
「どこかに一緒に行こうか」
「この暗いのにどこに行くの?」
「まっ付いて来れば良かっ」
5人5台のバイクの後ろに必死でまたがり乗る。
5台のバイクがある場所まで来るとエンジン音が一斉に見事に静かに止また。
辺りは真っ暗。
すると5人のお兄ちゃんは静かに畑らしき所に登る。
「コラッ、ワイ達も上がって来んか」
「声を出すっなっ」
盗み声。
お兄ちゃん達が何かを袋に入れ始めた。
何だろう?
暗がりの中の手に見えたのはミカン🍊、温州ミカン1個。
形のいい、美味しそうな温州ミカン。
そこはミカン畑だった。

近くの道路を車がヘッドライトを点けて通る。
皆一斉に畑に屈む。
訓練したみたいに。
畑の土に鼻を付けるぐらい屈む。
夜の畑の土の臭いはキツイ。
人に罰を与えているように厳しく臭い。
普段の畑の土の香りと全く違う。
手の中にある一つのミカンを見ると、食っても美味しくないよと言っているよう。

Aお兄ちゃん達は5分もしない内に立ち上がった。
ミカン畑をそっと抜けバイクに向かう。
バイクを押し、頃合いのいい所でスイッチを入れる。
手際が良い。
帰るバイク音量は背中を掻きむしる鈍い音。

後ろのシートに乗り、A兄ちゃんの肩を思い切り強く叩いた。 
「悪いことをした、クソッ!」
気持ちが分かっただろうか。
伝わっただろうか。
二度と軽はずみな行動は絶対しないと誓った。

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写真のHondaのグリーンのバイクはコンビニの3人の内の1台です。
色鮮やか、スカッとします
格好いい








posted by ノンキー at 03:09| 鹿児島 ☁| Comment(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年03月05日

アレッタのお姿

『アレッタを栽培する』と紹介したのは昨年の10月2日に投稿。
苗物屋さんで珍しい名前に惹かれ購入

一鉢80円 4鉢
インターネットではブロッコリーとケールを掛け合わせた日本生まれの野菜らしい

茎、葉、つぼみも食OK
カロテン、ビタミンkは黄緑野菜の3倍。

さてさてそのアレッタ君の御姿がこちら

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びっくりしたでしょう。
アレッ😲アレッ😲
普通のブロッコリーじゃないけ!!
そうそう、そうなんです。
恥ずかしながらそうなんです。

このアレッタ君、今からが楽しみと期待が持てるのです。
3月、4月と『つぼみ』ガンガン鈴なりで食い放題
食べ放題
カミさんは朝食にてんこ盛り
(キャベツ、サニーレタス、アスパラ、キューイ、黒ゴマ、アレッタ君など)
冷凍保存可
カミさんは喜んでいます
野菜高騰の今、救世主なんです。🥦
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菜園だより
   《ケール》=親
    ⬇️
   キャベツ
   ブロッコリー
   カリフラワー
   コールラビ
   芽キャベツ
   葉ボタン
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。キャベツはヨーロッパが現在地
。野生のケールを品種改良してさまざまな種類が生まれました
。葉が厚く結球したのがキャベツ
。花のつぼみを食べるのがカリフラワー   
やブロッコリー
。脇芽を食べるのが芽キャベツ
。カブのように肥大化した茎を食べるのがコールラビ
。食用ではありませんが、不結球性で葉を鑑賞する葉ボタンも同じ仲間
。キャベツの先祖のケールは青汁の材料として脚光を浴びています

さてアレッタ君はケールとブロッコリーの掛け合わせ
ならば、まだまだ知らない野菜類は数多く、どこかて品種改良し日の出を見る、世間をあっといわせる品種が登場するはず。
こりゃあ長生きしなくちゃ🌄🌅




posted by ノンキー at 21:03| 鹿児島 ☀| Comment(4) | 菜園 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする