
僕の高校時代の野球部キャプテンはサチオ君。
中学校野球部から高校野球部まで一緒。
現在は鹿児島市の中学校になっていますが、昔は隣接するM町。
M町には4つの小学校がありました。
サチオ君はH小学校の出身。
サチオ君との最初の思い出は、綺麗な標準語を使いこなすこと。
世間では鹿児島弁はわかりにくいとよく聞きますが、中学校は正にその王道。
そういう中において、H小学校出身者は全員が優等生標準語。
野球部でプレーするときのサチオ君は純粋鹿児島弁。
聞くと、場所により使いこなすとか。
ウ ヘぇ ~ ~!!
中学校野球部から同じ高校に進学したのはサチオ君だけ。
信頼関係というものはいつの世でも、年齢に関係なくとても大事なもの。
高校のキャプテンになったサチオ君は、監督との信頼関係、チーム仲間との信頼関係は抜群。
下級生からもサチオさん、サチオさんと呼ばれていました。
信頼できる人物だったのです。
夏の県予選はベスト8進出。
指宿商業と16回まで延長戦。
再試合し結局2日間で24回戦ったことになります。
キャプテンのサチオ君は皆を奮い立たせて、暑い暑い日照りの中をチームを勇気づけました。
円陣を組むと、両足をピシッと広げて、大声で
「ガンバっど!ガンバッど~~キバッど~~」と喝を入れまくりました。
暑い、熱い、あつい、戦いでしたが素晴らしい思い出でした。
3年間、列車通学。
練習が終わり、寄り道店でパンを買って食べるのが何よ楽しみでした。
終電車待ちのプラットフォームで、半分に分け合って食べたものでした。
成長期で幾ら食べてもお腹は満たされませんでしたが、分け合った小さなパンは最高の御馳走。
そのサチオさん君と、先日話す機会に恵まれて元気で頑張っていることに感謝、感謝。
ラベル:つぶやき